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スキの情熱で世界を変える!――高野麻衣 公式ホームページ

英国

【お知らせ】高野麻衣 × 霧とリボン ホームズ・オマージュ共同企画展《菫色連盟》開催!

7月、東京・吉祥寺の霧とリボンにて、コナン・ドイル「シャーロック・ホームズ」の展覧会を共催いたします。 霧とリボン 【TOP】高野麻衣 × 霧とリボン ホームズ・オマージュ共同企画展 《The Mauve-Headed League~菫色連盟》 初登場から130年、映画やドラ…

【出演】Memories & Discoveries 第16回 「シャーロック・ホームズのラブソング Vol.2」

週替わりリコメンダーを担当しているラジオ「Memories & Discoveries」(JFN系)。私、高野麻衣の7月のテーマは、ずばりシャーロック・ホームズです。 じつは、わがホームズ特集はこれが第2弾。 昨年3月には、「ホームズはヴァイオリン演奏が好きで、じつは…

【Event】音楽が恋の糧ならば | 《シェイクスピアの幕間》 ~霧とリボン企画展「英国文学十四行詩集 vol.2」

今宵は十二夜(Twelfth night)。 十二夜とは、クリスマスから12日目(1月6日)に東方の博士がベツレヘムの幼子イエスを訪ねた故事から、それを祝う顕現日のこと。エリザベス朝では、前夜からはなやかな行事がおこなわれ、人びとはお祭り気分に酔った。 この…

【お知らせ】霧とリボン 企画展《英国文学十四行詩集 vol.2》にて、サロン・コンサート《シェイクスピアの幕間》開催

去る12日、「マリー・アントワネットのお茶会」が閉会。 熱いリクエストをいただいた続編も含めて、来年に向けて続々とマリー企画がつづきます。 マリー企画の詳細はあらためますが、王妃はもはや「親友」のような存在。「闘うプリンセス」の真実が、たくさ…

【エンタメでわかる英国史】 第3回 エリザベス1世、最後の愛 ~METライブビューイング「ロベルト・デヴェリュー」

『ロベルト・デヴェリュー』(2016) ©Ken Howard, Metropolitan Opera ――英国熱がおさまらない、 ということでスタートした連載「エンタメでわかる英国史」。手はじめにこの夏、METライブビューイングのアンコール上映で見た「チューダー朝女王3部作」より、…

【エンタメでわかる英国史】 第2回 エリザベス1世の宿敵 ~METライブビューイング「マリア・ストゥアルダ」

『マリア・ストゥアルダ』(2013) ©Ken Howard, Metropolitan Opera ――英国熱がおさまらない、 ということでスタートした連載「エンタメでわかる英国史」。前回は、METライブビューイングのアンコール上映で見た「チューダー朝女王3部作」より、第1作の『ア…

【掲載情報】ACT4連載「ルネ・マルタンの音楽日記」にて、英国JAZZ入門!

9/25に発売された『ACT4』74号の特集は、没後400年で盛り上がるウィリアム・シェイクスピア。 謎に満ちた世紀の劇作家の生涯を、現地・英国の美しい風景とともに辿ります。 そんな特集を意識したわけではないのですが、ルネ・マルタンの「今月のCD」は、英国…

【エンタメでわかる英国史】 第1回 エリザベス1世の母 ~METライブビューイング「アンナ・ボレーナ」

『アンナ・ボレーナ』(2011) ©Ken Howard, Metropolitan Opera ――英国熱がおさまらない。 先日は、METライブビューイングのアンコール上映で、二度目の『ロベルト・デヴェリュー』を鑑賞した。 『ロベルト・デヴェリュー』は、『アンナ・ボレーナ』『マリア…

【連載】MNEWS CLASSIC 第2回「外交官ヘンデル、あるいは英国王室PR作戦!」

三重県総合文化センターの情報誌「M NEWS(エムニュース)」でスタートした連載コラム。 音楽がどんな経緯で生まれたのか。どんな時代、どんな人に愛されたのか――そんな「ミュージックシーン」を切り口に音楽にアプローチします。 第2回は、英国気分高まるま…

【連載】きょうの姫キャラ 第8回 「真理は、時の娘」

夏の終わりの英国気分、最高潮である。 恒例のHIT LISTでは、『ゲーム・オブ・スローンズ』に端を発した2016年上半期の英国熱を綴った。 「ドラマもオペラもオリンピックも、歴史ロマンに満ちている」と、わたしは本気で思っている。現実の世界には信じられ…

【Life】HIT LIST of 2016 SS 「英国万歳!」

残暑お見舞い申し上げます。 休暇から帰京し、先日は“わが聖域” 三菱一号館美術館へ。 大雨のなか、誰もいない一号館広場の静寂に浸り、晴れ間には、いつも美しいコンドルの薔薇たちに挨拶も。さまざまな表情を見かけるたびに、愛が深まります。 2016年上半…

【連載】きょうの姫キャラ 第7回 「ポールとポーリーン」

東京・上野でスタートした「HELLO, MY NAME IS PAUL SMITH」展へ。 英国人デザイナー、サー・ポール・スミスの偉業を網羅する――というよりは、「ポール・スミスができるまで」といった趣のユニークな展覧会だ。 入場した瞬間に息をのむ一面の「アートウォー…

【出演】Memories & Discoveries 第6回 「祝・女王陛下90歳! 英国からのラブソング」

敬愛なる英国女王エリザベス2世は、今年で90歳。 先週末には、国を挙げての祝賀パレードが行われました。殿方たちの軍服の赤に、女王陛下のスーツのライトグリーンがあざやか。4月生まれの女王陛下のバースデーを6月に祝うのは、この季節が「英国が最も美し…

【掲載情報】エンタメステーションにて、シャーロック・ホームズの「音」世界を特集

ソニー・ミュージックエンターテインメント運営の情報サイト「エンタメステーション 」にて、「シャーロック・ホームズの「音」世界」の特集を企画、構成、執筆しました。 「この春話題作がつづいたホームズもの、シャーロッキアン的に音楽や声もこだわりぬ…

【出演】Memories & Discoveries 第4回 「シャーロック・ホームズのラブソング」

「クラシック・プレイリスト」週替わりリコメンダーを担当しているFM音楽番組「Memories & Discoveries」。 高野麻衣の3月のテーマは、「シャーロック・ホームズ 音楽のラブレター」。 21日からの一週間、コナン・ドイルの原作や人気ドラマに登場する楽曲を…

【Movie】葬られたヒーロー | 『イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密』

世界平和を守りながらも歴史の闇に葬り去られた、影のヒーロー。 こういう設定は、昔から映画やマンガ、ファンタジー小説の世界なんかではおなじみのもので、いまさら目新しくもなんともない。でもそれが、私たちも生きた20世紀の、ノルマンディー上陸作戦や…

【Life】英国の歴史を纏う | JO MALONE LONDON「Rock The Ages」

楽しみにしていたJO MALONEの新コレクションが店頭に並んだ。 テーマは「Rock The Ages」。英国の5つの時代――左からチューダー、ジョージアン、ヴィクトリアン、エドワーディアン、現代を表現した香りということで、英国史好きの私としてはときめきが止まら…

【Event】ホイッスラー展×国際音楽祭NIPPON×girls Artalkアートツアーレポート 「19世紀ロンドン――美術と音楽の親密な関係性」

2月ですね。横浜の「ホイッスラー展」もあとひと月、もうご覧になりましたか? リニューアルしたgirls Artalkにて、昨年12月に横浜美術館で開催した「ホイッスラーと19世紀ロンドンがわかる 横浜アートツアー」のレポートが掲載されました。 高野麻衣による…

【Movie】ミステリーの様式美 | 『オリエント急行殺人事件』

『ボルジア家』のニール・ジョーダン監督のみならず、近年、映画とドラマの境界はほんとうにあいまいになった。 アガサ・クリスティの傑作推理小説をシドニー・ルメットが監督した名作映画『オリエント急行殺人事件』も好きだが、三谷幸喜の翻案ドラマ(1/11…

【Travel】オーケストラと世界一周!14Days [ロンドン、アジア編] | 東京フィル100周年記念ワールドツアー

3/17◇ロンドン1日目 移動/公演日。ユーロスターでパリからまっすぐロンドンの会場、カドガン・ホールへ。驚くほどいいお天気でうれしかった。 静なスローンズ地区に位置するカドガン・ホールは、1907年に建てられた教会を改装した英国バロック様式の建物。…

【Music】英国エンターテインメントで大切なこと | VOCES8@Apple Store, Omotesando

2014年全英チャート2週連続1位を獲得した、ロンドン発のヴォーカルグループVOCES8(ヴォーチェス・エイト)。月曜の夜、表参道のApple Storeでライヴイベントが開催された。開放的な店内はもちろん、やさしいイルミネーションに包まれた歩道まで、観客がいっぱ…

【お知らせ】ホイッスラー展×国際音楽祭NIPPON×girls Artalk 19世紀ロンドンがわかる横浜アートツアー開催!

《白のシンフォニー No.3》 1865-67年 バーバー美術館(バーミンガム大学附属)The Barber Institute of Fine Arts, University of Birmingham [12/13追記] ご好評のうち、終了いたしました。ありがとうございました。 音楽的な美の世界を描き出そうとしたホ…

【Art】孔雀色のダンディ | 横浜美術館「ホイッスラー展」

京都より横浜へ、いよいよ「ホイッスラー展」がやってきた。 ジェームズ・マクニール・ホイッスラー(1834-1903)は、ちょうどヴィクトリア女王の治世とともに生きたクロス・チャンネル(英仏海峡を往復)の画家だ。 アメリカに生まれ、パリで学び、19世紀末…

【Travel】昼下がりのロンドン | 東京フィル100周年記念ワールドツアー

3月17日。小雨のパリから快晴のロンドンへ、ユーロスターで2時間。まるで太陽とともに旅しているような行程だ。到着したホールの楽屋口の両脇には、あたたかな陽光のなかで桜の花が咲き誇っていた。数時間後には、昨日に引き続き本番が待っている。 閑静なス…

晴雨計 第12回 「続・19世紀末マニア」

前回、2014年1月から三菱一号館美術館で開催される「ザ・ビューティフル――英国の唯美主義 1860‐1900」展の作品のなかに、幕末や明治を生きた岩崎弥太郎(三菱創業者)の所有物の「里帰り」があることを知り、「世界はつながっている」と幸福なため息を…

晴雨計 第11回 「19世紀末マニア」

先週末、三菱一号館美術館のプロデューサー恵良隆二さんにお会いする機会がありました。三菱一号館は丸の内にある赤煉瓦の建物で、三菱が1894年に建設した銀行を復元したもの。現在は美術館になっています。コレクションの中心は建物と同時代の19世紀…

【Movie】反逆者の矜持 | 『ダイアナ』

こんにちは、高野麻衣です。 言霊の力というのは大きいもの。年頭にプリンセス・イヤー宣言をしたおかげで、ここにきて数多くのプリンセス関連業務にお声かけいただくようになりました。有難いことです。愛を叫ぶことは、ほんとうに大切ですね。 そんななか…

【Art】女王陛下万歳!~秋の英国美術展スペシャル~

日曜日に、横浜洋館めぐりをしました。 学芸員の友人に歴史博物館(旧横浜正金銀行本店)を案内してもらい、そこで紹介されていた県庁(キングの塔)や税関(クイーンの塔)、開港記念会館(ジャックの塔)を眺め、山下公園の向かいにあるホテルニューグラン…

【Life】The Princess Year 2013~姫キャラでごめんあそばせ

あけましておめでとうございます。高野麻衣です。 昨年は、新刊『マンガと音楽の甘い関係』の執筆やたくさんの出会いを通して、自分の核を見つめなおす一年になりました。 とりわけ壮大なプロジェクトになりそうなのがこの、花園magazine。ずっとやりたかっ…

【Movie】アイリーン・アドラーという女/『シャーロック・ホームズ シャドウゲーム』

だれにだって「あこがれヒロイン」がいるとおもうのですが、あなたならだれを選ぶ? わたしは昔からヴィクトリア朝のロンドンと、ホームズと、彼の「美しきエレーヌ・アドラー」がだいすき。 それでいて峰不二子――「いい女っていうのはね、自分で自分を守れ…

【Movie】 秘密の花園

この春、仲間と「花園magazine」を創刊しました。 そもそもどうしてわたしたちの集りを「花園会」と名づけ、“雑誌”のタイトルにまで冠したのか――いろんな理由があるけれど、わたしの場合このバーネットの小説、そしてアニエスカ・ホランドによる映画を抜きに…

英国レディがゆく ~オーストラリア編

ロンドンに暮らす英国レディにとって、オーストラリアははるか遠くの野蛮な世界だ。 下層階級と同じ粗野な言葉を話す、荒くれものの金鉱掘りや牧童たち。 偏見は、事実上の独立を果たした1930年代でも変わることはない。 それでもレディ・サラ・アシュレイ(…

英国レディがゆく

そもそも、英国で「レディ」という言葉が、生まれよりもふるまいや感性、日々の生活様式において品のある女性について用いられるようになったのは、およそ19世紀半ばからだった。英国レディの起源は、大英帝国が世界の覇権を握っていたヴィクトリア朝(1837-…

Victorian Dictionary~英国王室史②

夜のリージェント・ドック。 船乗り上がりの老人が少年に語りかけている。 「エジプトにできた運河のせいで…古い船の時代はもう終わりよ。新しい時代が来るのさ」 シエル・ファントムファイヴが生まれた1875年、英国はスエズ運河のエジプト領土を購入してい…

Victorian Dictionary~英国王室史①

昨夜の『シエル・ファントムハイヴの事件簿』『黒執事』は、歴史ヲタにはたまらないオリジナルストーリー。 第16話 「その執事、孤城」~あらすじ ファントムハイヴ家が所有するラドロウ城に幽霊がでるため、ホテルの改装工事の中止依頼が来ているとの報告を…

Victorian Dictionary~英国四季暦

昨夜の『黒執事』が季節感たっぷりで愉しかったので、英国の昔ながらの暦をおさらい。 1月1日 New Years Day 1月6日 Twelfth Night (十二夜) /Epiphany (公現節) ■フロスト・フェアー(氷上マーケット) 17世紀から18世紀にかけて、冬になるとテムズ川は頻繁…

Victorian Dictionary~ダンディ

最近のわたしはいかなるときもヴィクトリアン・センサーを光らせている。 当然『伯爵と妖精』(集英社コバルト文庫刊)の動向は気にしている。『黒執事』と同じくヴィクトリア朝の英国を舞台とし、同時にアニメーションの放映がはじまるなど、なにかと比較さ…

Victorian Dictionary~執事

執事喫茶に『黒執事』、話題の新ドラマも『メイちゃんの執事』(フジテレビ)。 いわゆる“イケメン執事”のブームはとどまることを知らない。 彼らは、若く、美しく、紳士的にお嬢様(あるいは坊ちゃん)にかしずき、優雅な茶器で紅茶をサーブし、ときには恋…

ロージー・オータムナル

ヴィクトリアン強化の続行を宣言したとたん、世界のKitchenから(c)キリンビバレッジのニューフェイスについて報告を頂いた。 秋らしいダージリン。もちろん、イングランドの知恵が採用されている。 「香りつきのダージリン茶」というよりは、まさに「ドライ…

シエル・ファントムハイヴの事件簿

あるいは「ファントムハイヴ家の犬」? そんな様相を呈してきた『黒執事』である。 BGM: 221B, BAKER STREET(グラナダTV『シャーロック・ホームズ』O.S.Tより) 第7話「その執事、遊興」は原作にないオリジナルストーリー。法律の抜け穴をくぐり、裏で「犬…

復讐の炎は地獄のようにわが心に 萌え!

「ヴィクトリアン強化月間」、わたしの心のなかでは絶賛継続中。 月間どころかこの秋冬のテーマになってしまいそうなほど… アニメ『黒執事』(TBS)にハマっています!!! 原作以上に好きかもしれない。 自分でもびっくりですが、その経緯と、「なぜ萌える…

“残酷な神が支配する”英国ツアー

これまで語ってきたとおり、わたしのなかのヴィクトリアンおよび英国のあらゆるイメージは、これまで接した書物や映画の蓄積だ。 なかでも大きな存在が、世界名作劇場とグラナダ版ホームズ、そして萩尾望都である。 どれくらい大きいかというと、実際にロン…

ヴィクトリアン強化月間

ヴィクトリア朝の絵画や文学は、日本でも、昔から広く親しまれている。 ラファエル前派の展覧会は毎回人気だし、ブロンテ姉妹やディケンズの小説は新訳が出版され、繰り返し映画化される。 「シャーロック・ホームズ」も「不思議の国のアリス」も「ピーター…

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