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スキの情熱で世界を変える!――高野麻衣 公式ホームページ

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幾つになっても歯医者は嫌


銀歯がとれた。
道玄坂上の静かなオフィスでキャラメルを噛んでいたらガキッと異物を噛んだ感覚――なんか懐かしい感覚がして、口をあけたら古い銀歯がとれていた。
「銀歯とれた!」
と騒ぎたかったが、そんなの何年ぶりだろう、少なくとも成人してからははじめてで恥ずかしい。恥ずかしいので恥ずかしいのだけれど、と前置きして、
「…銀歯とれた」
と言ったら爆笑された。あとからやってきたバーチャやSちゃんにも、母にも笑われた。しかも爆笑された。
…ですよねー。 
 
 
大人の銀歯がとれると笑えるのはなぜだろう。
キャラメルか?キャラメルが悪いのか?大人はキャラメル食べないのかな、わたし大好きだけども。
あ、キャラメルってブルターニュとかどこぞの牧場の生キャラメルとかじゃなくて、アレですよ、四角いキャラメル。固形の。
噛みはじめは硬くて、銀歯とか根こそぎ粘着しても無理ないなというくらいのアレです。
わたしはアレが好き。ハイチュウも可。
チョコボールもキャラメル派だ。
たまに「チョコレート菓子」が食べたいときがある、そんなときはまよわずチョコボール(キャラメル)を大人買いする。

それをいうなら妹はラムネ菓子派で、なによりもジューシーを好んでいる。いつもかばんに入っているくらい偏愛している。
大人になってジューシーが100円にも満たないことに感銘を受け、以後大人買いを信条としているらしい。
販売員をしている彼女は、客のベビーカーのなかの子どもたちが一様にジューシー他ラムネ菓子を手に握っていることにも衝撃を受けていた。
子どもにとってお菓子はお菓子であり、一日一個のおやつが200円のたけのこの里だろうが60円のジューシーだろうが変わらない。
(あと、チョコレートやクッキーと違って手などが汚れないのもいい。)
そこでジューシー=子どものお菓子という図式ができあがる。
  
 
キャラメルから脱線したが、要するに世の中には子どものお菓子というジャンルがあり、大人たちはほんとうは好きなくせに平生はあまり頭にない。
それを食べて銀歯をとれるという出来事もあまりない。
ゆえに例外なく爆笑されたのだとおもうがそんなことはどうでもいい。
わたしは歯医者を探さなくてはならない。
憂鬱だ。

 

 

 

銀魂-ぎんたま- 30 (ジャンプコミックス)

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