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【Travel】オーケストラと世界一周!14Days [ロンドン、アジア編] | 東京フィル100周年記念ワールドツアー

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3/17◇ロンドン1日目

移動/公演日。ユーロスターでパリからまっすぐロンドンの会場、カドガン・ホールへ。驚くほどいいお天気でうれしかった。

静なスローンズ地区に位置するカドガン・ホールは、1907年に建てられた教会を改装した英国バロック様式の建物。音までが優美に響く。リハーサルの1曲目は、シェイクスピア生誕450年を記念して演奏される、プロコフィエフのバレエ組曲「ロメオとジュリエット」。あたたかな春の陽光がステンドグラス越しに差し込むホールを満たした弦のアンサンブルのあまりの美しさに、涙が止まらなかった。

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カドガン・ホールのあるスローン地区は、キャサリン妃のような華コンサバファッションの冠にもなる高級住宅地。休憩時間には、アイリーン・アドラー(『SHERLOCK』)のフラットも発見できた(じつは行き帰りの飛行機でもくりかえし映画『ダイアナ』と日本未放映だった『SHERLOCK シーズン3』を観ていた)。

終演後、いわゆる“のりうち”で本番をやりとげてしまう音楽家たちの体力に唖然。彼らにとっては旅も仕事のうちなのだと実感した。


【Travel】昼下がりのロンドン | 東京フィル ワールドツアー2014 - Salonette

 

 

 3/18◇ロンドン2日目

移動日。午後にはシンガポールへ出発。半分帰路についてしまうので、早起きして近くのケンジントン宮殿で英国王室に思いをはせた。

ヴァイオリンの団員さんたちとアフタヌーンティも。

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どこをとっても「好き」と思えるロンドンの街並みに、自分の憧れと素養のルーツを思った。パリやロンドンのコンサートホールに満ちていた愛による美しい一体感。遊び心という名の洗練。分かちあうこと――これこそ、わたしが目指すクラシック音楽のあり方と再確認した。

 

3/19◇シンガポール1日目

英国から、14時間のフライトののち到着した旧植民地シンガポール。気温33℃。のしかかる湿度と照りつける太陽にびっくり!

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あきらかにアジアに戻った、と感じたのは、シンガポール音楽院の女性担当者に会ったとき。オレンジのドレスにジャケットとベルトのあしらいが、びっくりするほどオシャレ。こんな女子、欧米にはいなかった!

 

3/20◇シンガポール2日目

公演日。街行く女子のオシャレさに刺激され、午前中は予定どおりショッピングへ。CHARLES & KEITHで白いサンダルを購う。公演後にはマリーナ・ベイ・サンズでの打ち上げもあるのでドレスアップ。

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シンガポールは、ホテルのインテリアとサービスも最高だった。ヨーロッパのときめきとは違うけれど、移住する日本人の気持ちもわかる快適さ。ちょっぴりけだるげな風情もよかった。


【Travel】シンガポールの嵐 | 東京フィル ワールドツアー2014 - Salonette

 

3/21◇シンガポール2日目/バンコク1日目

移動日。タイへは3時間のフライト。カラフルなタイ航空の座席は特筆すべき美しさ!

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夜はコントラバスオーボエのみなさんと屋台風レストランへ。現地感を味わう。デニム風ジャージーワンピは部屋着にも使えて便利だった。

 

3/22◇バンコク2日目

休日。コロニアルなホテル内でゆったり過ごした後、夜はマエストロ主催の打ち上げへ。ひさしぶりにフレアスカートを投入した。ポニーテールで夏(?)の雰囲気も。

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3/23◇バンコク3日目。

公演/移動日。コンサートと、その後のフライトを両立するには、やっぱりジャージー素材ワンピ。大活躍だったこれ、じつはユニクロのものだが、体のラインがほどよく出るきれいな形。パールやヒールを合わせていたら、空港でもホテルでもレディのように扱ってもらえた。やっぱりこなれ感より、清潔感!

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ツアーではオシャレで知性的な女性担当者ともたくさんご一緒して、音楽だけでなく、働く女性のあり方についてもたくさん考えさせられた。反省も山ほどあったが、それ以上にやる気をいただいた。英語もフランス語も、もっと自在に使えるようになりたい!

「招聘してくれたからすべておまかせ、という時代は、もう終わったのです」。今回のワールド・ツアーの実行部隊を率いた工藤事務局長は言う。

「きっちりとその土地のマーケティングをし、ふさわしい方法でPRしていく。発信する力。これからのオーケストラに必要なのはそういう姿勢です。世界一周は、私たちにとってもはじめての試み。プログラミングの段階から手探りで、さまざまな軌道修正を重ねてきました。今回のツアーでもさまざまな挑戦をしましたが、すでに頭のなかは『次のツアー』のことでいっぱいです。今回の反省をすぐにでも生かしたいし、現代の技術をもっと活用したい。たとえばインターネットで同時中継し、世界中で感動を共有したいのです」

空港へ向かうバスの眠りにつくような静けさの中で、楽員の一人が、「わが子に『君が生まれてすぐ、世界一周して演奏したんだよ』と伝えたい」とつぶやいた。楽団員ひとりひとりにとっても、オーケストラにとっても、そして日本の音楽史にとっても、まさに歴史に刻まれる旅だった。

(「ワールドツアー2014報告書」初出)


【Travel】バンコク、そしてこれから | 東京フィル ワールドツアー2014 - Salonette

 

3/24◇帰国

I'm Home, Tokyo!!

さっそく『花園magazine』の担当ガーリエンヌ氏に連絡すると、「着回し14Days!?スペースないよ!!」とのこと。今回、あきらめずに休暇中に自力で完成させたことを連絡すると「セルフィーばっちりで笑ったけど、よく大きな鏡を毎回見つけたなと思った!」というお褒めの言葉(?)をいただいた。ありがとう!

 花園magazine | The Garden with Girls' Favorite Things

 

東京フィルハーモニー交響楽団のみなさま、現地スタッフや通訳、ガイドのみなさま、各媒体のみなさま。お世話になったすべての方に、あらためて感謝を申し上げます。

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東京フィルハーモニー交響楽団 創立100周年記念 ワールド・ツアー2014 | 東京フィルハーモニー交響楽団 Tokyo Philharmonic Orchestra 公式サイト

 

旅の前編はこちら☟


【Travel】オーケストラと世界一周!14Days [NY、マドリード、パリ編] | 東京フィル ワールドツアー2014 - Salonette