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スキの情熱で世界を変える!――高野麻衣 公式ホームページ

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【連載】きょうの姫キャラ 第4回 「ときめきクラシック」

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調布での「ときめきクラシック講座」が最終回を迎えた。

エンドロールとともに流したバート・バカラックを聴きながら、「先生、また調布へきてね」と言われて涙。感謝しかなかった。

 

なぜ私は「ときめく」のか。

古代から連面と続く音楽史のなかでやむことなく、響きを求めて連帯したり、ときに袂を別ったりしながら刺激しあう、音楽家たちの関係性に「ときめく」のである。

誰も一人では音楽たりえない。

「誰もが誰かの先生であり、弟子であり、友であり、そんな関係性が何百年もーーたとえばミヨーの弟子だったバート・バカラック、私たちの身近にあるポップスまでつながっているって、すてきじゃないですか!」

というラストの話をしたとき、受講生の方々の心がほんとうにひとつになるのを感じて、あたかも鹿芝居で弁天小僧を演じたときの菊比古さんのように、

「見てくれてる お客が アタシの骨の髄まで」

という境地にはじめて達したように感じた。*1

人に話して聴かせる、という仕事にこんなに手応えを感じたのは、初めてだった。

 

私はもともと、声の仕事がしたかった。

先日もラジオの収録のとき、

「評論家の先生はたくさんいらっしゃるでしょうが、こんなふうに物語として、音楽の話ができるひとは貴重ですよ」

と激励していただいて、とてもうれしかったのですが、ライブだとなおさらこんなにも興奮するものなのか、と。

先日聴いた落語みたいに、もっと心をつかめるようになりたいーーーその気になりやすいので、そんなことを考えている。

 

 

 

乙女のクラシック

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